大昔の時代、世界を動かしてきたのは常に男性でした。
女帝もいることにはいましたが、王や皇帝のほとんどは男性ですし、権力者や政治を司る者の多くは男性でした。
しかし民主化の進む現代、政治の世界にも女性が参加するようになってきました。
我が国ではまだまだ少ない女性政治家ですが、世界では女性政治家が大活躍。
なかにははっと目を見張るような美人政治家も!
そんな世界の表舞台に立つ女性政治家を三十人、紹介していきたいと思います。
- サラ・ペイリン
- イルハン・オマル
- パトリシア・ロバーツ・ハリス
- ベリンダ・ストロナック
- ミカエル・ジャン
- パク・クネ
- マヌエラ・シュヴェーズィヒ
- ウルズラ・ゲルトルート・フォン・デア・ライエン
- アンネッテ・シャーヴァン
- オードレ・アズレ
- グエン・ティ・キム・ガン
- スシ・プジアストゥティ
- ヒナ・ラッバーニ・カル
- ベーナズィール・ブットー
- カルマ・フルカデイ・イ・リュイス
- エヴァ・カイリ
- ベラ・コバリア
- セトリダ・ギアギア
- オルリー・レヴィ
- サーレワーク・ゼウデ
- アリーナ・カバエワ
- ナタリア・ウラジミロヴナ・ポクロンスカヤ
- ユーリヤ・ティモシェンコ
- マニュエラ・ダビラ
- クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル
- ジュリア・アイリーン・ギラード
- ジャシンダ・アーダーン
- 江村りさ
- 藤川優里
- 橋本ゆき
- おわりに
サラ・ペイリン
1964年生まれ。アメリカ合衆国、アラスカ州知事を務めました。
アメリカ初の女性副大統領になる可能性もあった、才色兼備の政治家です。
テレビ局のリポーター、漁師などの経歴を持ちます。
イルハン・オマル
1982年生まれ。アメリカ合衆国の現・下院議員です。
ムスリム(イスラーム教徒)に厳しいトランプ政権下、女性初の連邦議員として活躍中です。
彼女はソマリアという東アフリカの国の難民キャンプで生まれました。
彼女はソマリア系としても、初のアメリカ連邦議員です。
パトリシア・ロバーツ・ハリス
1924年生まれ。アメリカ合衆国の政治家です。
住宅都市開発長官、保健教育福祉長官、保健福祉長官を務めました。
また駐ルクセンブルク大使でもありましたが、これはアフリカ系アメリカ人女性としては初のことです。
ベリンダ・ストロナック
1966年生まれ。カナダの下院議員です。
先月のG20に先立ち、女性の地位向上や教育、避妊、貧困と飢餓の撲滅について話し合う「ガールズ20サミット」が開かれましたが、主催者団体は彼女の名を冠した「ベリンダ・ストロナック基金」といいます。
ミカエル・ジャン
1957年生まれ。第27代カナダ総督。
カナダには女王が君臨しておりますが、総督というのは女王代理も兼ねるので、彼女が事実上国のトップです。
ハイチ系としては初の総督です。
パク・クネ
1952年生まれ。元・韓国大統領。
2013年、韓国だけではなく、東アジア初の女性大統領となりました。
マヌエラ・シュヴェーズィヒ
1974年生まれ。ドイツの政治家。
メクレンブルク=フォアポンメルン州首相。家族・高齢者・女性・青少年大臣を務めた経歴もあります。
ウルズラ・ゲルトルート・フォン・デア・ライエン
1958年生まれ。ドイツの国防相です。
その前は労働・社会相、家族・高齢者・婦人・青少年相などを務めました。
アンネッテ・シャーヴァン
1955年生まれ。ドイツの教育・研究相を務めました。
イスラーム教徒が頭にかぶるスカーフを、女性抑圧のシンボルとみなし、学校で着用することに反対しました。
オードレ・アズレ
1972年生まれ。フランス文化省大臣を務めました。
現在はユネスコの事務局長として活躍しています。
グエン・ティ・キム・ガン
1954年生まれ。ベトナムの国会議長です。
ベトナムには「四柱」という4人の国の最高指導者がいます。
その「四柱」のひとつ、国会議長に選ばれた女性は彼女がはじめてです。
スシ・プジアストゥティ
1965年生まれ。インドネシア海洋水産大臣。
当時与党として力を持っていた「ゴルカル」への抗議活動に参加し、高校を退学処分になった経歴があります。
その後、中卒のまま政界に入りますが、高等教育を終えずに大臣になったのは、インドネシアで彼女がはじめてです。
ヒナ・ラッバーニ・カル
1977年生まれ。パキスタンの政治家。
パキスタン最年少、またパキスタン初の女性外務大臣として活躍しております。
ベーナズィール・ブットー
1953年生まれ。パキスタン第14代首相を務めました。
イスラーム圏初の女性首相ということで、女性差別のはびこるパキスタンに新しい風が吹くかと期待されましたが、過激派による自爆テロで命を落としてしまいます。
カルマ・フルカデイ・イ・リュイス
1956年生まれ。スペインのカタルーニャ自治州議会議長。
カタルーニャ地方は、今も独立を勝ち取ろうと闘っています。
エヴァ・カイリ
1978年生まれ。ギリシャの政治家。
政界進出前は、ニュースキャスターとして働いていました。
ベラ・コバリア
1981年生まれ。ジョージア(グルジア)の経済・持続的発展大臣を務めていました。
紛争地帯であるアブハジアのスフミに生まれました。
戦火を逃れてカナダに移民しましたが、帰国後、国内避難民の
権利を守るべく奮闘します。
セトリダ・ギアギア
1967年生まれ。レバノンの下院議員。
西アフリカで成功した財閥の令嬢で、大学で政治について学びました。
まだまだ女性進出が進まない中東ですが、彼女のような女性もいるのですね。
オルリー・レヴィ
1973年生まれ。イスラエルの政治家。
クネセト(イスラエル議会)議員。
モデル、TVホストとして働いていましたが、政界進出を果たしました。
サーレワーク・ゼウデ
1950年生まれ。エチオピア初の女性大統領です。
父系社会の名残が強いアフリカから女性大統領が生まれたという事実は、アフリカ人女性にとって明日への希望になるでしょう。
アリーナ・カバエワ
1983年生まれ。ロシアの下院議会議員。
新体操選手から政治家になりました。
プーチン大統領の愛人と言われていますが、本人は否定しています。
2009年12月に男子を出産。
おそらく、プーチンとの子供だと言われています。
ナタリア・ウラジミロヴナ・ポクロンスカヤ
1980年生まれ。ロシア国家院議員、国家院資産公開委員長。
クリミア共和国でも検察官や政治家として働いています。
ウクライナに対する強硬な政策から、日本を含む各国の「制裁リスト」に名前が載った女性です。
ロシア、ウクライナ間の情勢は今も揺れています。
ユーリヤ・ティモシェンコ
1960年生まれ。第10代、第13代ウクライナ首相。
「政治家 美人」で真っ先にイメージされるのが彼女でしょう。
ガス資源に関する汚職事件でウクライナ警察に逮捕されましたが、負傷から獄中での暴行・拷問が疑われています。
マニュエラ・ダビラ
1981年生まれ。ブラジルの政治家。
ブラジル共産党に所属。
クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル
1953年生まれ。第56代アルゼンチン大統領を務めました。
第55代大統領は彼女の夫です。
また、第54代大統領夫人と大統領の座を争ったので、「現前大統領夫人同士の対決」として注目を集めました。
ジュリア・アイリーン・ギラード
1961年生まれ。第27代オーストラリア首相。
「独身! 子供は不要! 無神論者!」として彼女は、「もし私がアメリカ人だったら国のトップにはなれなかったでしょう」と回想します。
ジャシンダ・アーダーン
1980年生まれ。現・ニュージーランド首相。
モルモン教の家庭に生まれ育ちましたが、同性結婚に反対するモルモン教に反発、信仰を捨てます。
LBGTの人々を支持する立場をとります。
江村りさ

出典元;https://twitter.com/risa_emura
最後に日本の美人政治家も紹介していきたいと思います。
1985年生まれ。京都市会議員。
「美人議員」が有利である事実も認めていますが、彼女はただ「美人」ということだけを売りにするのを良しとしません。
人柄を出すように心がけていると語ります。
藤川優里
1980年生まれ。青森県八戸市議会議員。
メディアでは「美人過ぎる政治家」と大きく話題になりました。
美人過ぎる政治家の先駆け的存在。
介護保険、介護サービスの利用料金の見直し、働くお母さんのための病児保育施設の建設を訴えます。
橋本ゆき
1992年生まれ。渋谷区議会議員。
「桜雪」という東大卒アイドルとしても知られています。
どんな世代の人にも暮らしやすい渋谷を目指して活動しています。
おわりに
いかがでしたか?
女性政治家が「当たり前の存在」のようになっている国。
女性そのものが虐げられ、社会に出る機会を潰されてしまう国。
世界にはいろんな国があり、いろんなバックグラウンドを持った女性政治家がいます。
きらきらと輝く才色兼備な美人政治家たち。
彼女たちが活躍できる世界を、私は望みます。
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